オーリーって人生と同じ

雑記

スケボーの技(トリック)にオーリー(ジャンプ)というものがある。

自分がスケボーを始めるきっかけとなったスケボーの神様ロドニー・ミューレンが1980年代に開発したトリック。

最近主流のストリートスタイルではこれが出来ないと始まらない、基礎中の基礎のトリック。

初心者スケーターが乗り越えなければいけない最初の難関だ。

スケボーに乗ったままジャンプし、物を飛び越えたり、段差に乗るのだが、これが非常に奥深い。

自分はこれで2回骨折し、1回脱臼した。

それでも無性にやりたくなる中毒性がある。

仕事中でもついついタイミングを確認したり、気付いたらイメトレしたりしている。

練習方法は最初は止まったままで、ある程度スケボーが地面から浮くようになったら、走りながら練習する。

その後は、ひたすら高さを求めて物を飛び越える。

始めて物を飛び越える恐怖心は半端ない。

ただの木の棒だけでも引っかかったら前に吹っ飛ばされてしまう。

スケボー始めた人の大抵は、オーリーが出来なくて辞めるらしい。

会社の後輩もその一人だ。

怖くて痛いのだからやらなければいいだけの話だが、自分に負ける気がして嫌だ。

その代わり今まで飛べなかったものを飛び越えることが出来た時の喜びが半端ない。

その感動を味わいたいから辞められない。

これって人生に似ている。

何事もトライしないと始まらない。やってみるとわかる痛さ、辛さ。達成できた時の喜び。やったことない人は馬鹿にする。

自分の場合、ただの線から始まって、木の棒、500mlのペットボトル横置き、縦置き、2Lのペットボトル縦置き、スケボーの板1枚、スケボーの板2枚、40cmカラーコーンと現在に至っている。

自己ベストは50cmだが、1週間に1回ペースなので出来ていたことが出来なくなってしまう。

だから辞められない無限ループ。でも幸せも無限ループ、今後もループしていく。

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