世の中の人間を分類すると、ギバー、マッチャー、テイカーに分類される。
書いて字のごとく、ギバーは与える人、マッチャーはマッチする人、テイカーは奪う人だ。
成功する順位は1位がギバー、2位がマッチャー、3位がテイカー、4位もギバー。
GIVE&TAKEの本では1位のギバーになることと、テイカーに搾取されないよう注意することが書かれている。しかし実際1位のギバーになるのはそう簡単ではないと思う。
人間はシチュエーションによりギバー、マッチャー、テイカーを使い分けているらしく、自分に置き換えてみると、妻や子供に対しては1位のギバーになっている。仕事や人付き合いでは2位のマッチャーか4位のギバーを使い分けていて、親に対しては3位のテイカーが出てくる。
1位のギバーが最強なのになぜ今まで出来ていなかったのか自分に対して原因を分析してみる。
自分は人間をあまり信用しないように生きてきたので、他人をテイカーという存在で認識していた。
ギブするといいように使われたり、バカにされるという恐怖にとらわれていたのだと思う。
それに加え自己評価が低かった為、常に自分の事しか考えていなかったので、他人にギブすること自体があまり出来ていなかった。
ここ最近になって幸運にも「セルフ・コンパッション」という概念を独自に体験できた為、1位のギバーを体現出来ている。しかし、今まで数多くの書籍を読破してきた実績があったからこそ出来るのではないかと思う。心理学の本なども多数読んだ為、ある程度読心術が身に付き、搾取する側の悪質なテイカーを見極める自信と余裕があるのだと思う。
結論、1位のギバーになるには自分自身を高める努力が必要なのではないかと思う。
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